東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で7度の優勝を誇る明大が〝一大事業〟をスタートさせた。

 同大は創立150周年記念事業として「紫紺の襷プロジェクト~Mの輝きを再び~」を立ち上げた。2025年箱根駅伝は予選落ちを経験するなど、近年は苦しい戦いが続いているものの、創立150周年にあたる31年度の32年箱根駅伝優勝を照準を定めた。2日には同大駿河台キャンパスで新体制発表会が行われ、大志田秀次新監督は「ゆくゆくは明治出身の五輪選手を出していきたい」と決意を述べ、今季は箱根駅伝出場&シード獲得を目標に掲げた。

 中大OBの大志田新監督のもとにオファーが届いたのは24年11月。当初は「一応お断りした」というが、明大側が公募も検討していたことから「こうしてまでスタッフを探さなければいけないのは明治らしくない。私が協力できるところがあれば」と約1か月熟考した上で就任を決断。選手の様子をチェックする中で「また素質がたくさん眠っているチーム」と魅力を感じたという。

 強化の一環として練習環境も整備。マイクロバスを購入したことで、移動の幅も広がった。「バスも買っていだたいたので、そういうのを使いながらいろいろ練習場所を探したりして夏までには足並みをそろえたい」と展望を語った大志田新監督。第1回大会に出場した「オリジナル4」の一角が古豪復活の一歩を踏み出した。