オロナミンCのCMなどで昭和の時代に一世風靡した俳優の大村崑(93)が今夏の参院選に〝参戦〟する。参政党の比例代表から出馬が決まった作家で映画監督の寺西一浩氏(45)の応援団長に名乗り出たのだ。93歳でも元気ハツラツの秘訣を明かし、会見場は爆笑の渦に包まれた。

 大村は昭和6年(1931年)生まれ。26歳の時に大阪の北野劇場でコメディアンとして活躍し、テレビ黎明期に引っ張りダコとなって、オロナミンCのCMでは「元気ハツラツ! オロナミンC」で国民的タレントの地位を不動のものにした。

 その大村が突如、永田町の議員会館に現れたのだからビックリ仰天だ。参政党から出馬する寺西氏はドラマ「寺西一浩ミステリー・SPELL」シリーズで、原作、脚本、監督を手掛け、ダブル主演で起用されていたのが大村だった。

 大村は「寺西監督だけは一番若くて、頭が賢くて、役者も子役も愛してくれて、いい作品をつくってくれる。だからこの場違いのところに立っているが、彼を政治家のイスに座らせていただけたなら」とプッシュした。

 すると「体に気を付けて」と話し始め、独壇場タイムに突入だ。「僕がこれだけの体を持って、ここまでやってこられたのはRIZAPのおかげです」とニンマリ。86歳の時にRIZAPに通い始めて、肉体改造に成功し、話題となった。

「スーパーマンのような男が僕の担当になった。役者は人に教えてもらう仕事じゃない。人の芸を見て、覚えて、その人が死んだら自分のものになる。僕の体には森繁久彌さん、藤山寛美さんの芝居が入っている。だからRIZAP行って、『ああせい、こうせい』と言われたら絶対についていけないと思ったが、筋肉がついて、1人でここまで来られる」と胸を張った。

 参院選では「スケジュールがある限り、応援に回ってみたい」とも宣言した。昭和のレジェンドともいえる好々爺に触れ合う機会は限られてきそうだが、注目を集めることになりそうだ。