新日本プロレス20日の長岡大会で棚橋弘至(48)が小島聡(54)とのシングルマッチで勝利を収めた。

 来年1月4日東京ドーム大会での引退が決定している棚橋はこの日、「ファイナルロード~縁」と銘打たれた小島との一騎打ちに出陣。2010年のG1クライマックス優勝決定戦、翌11年の1・4東京ドームメインでのIWGPヘビー級王座戦など、数々の大舞台で戦ってきた相手との〝最後のシングルマッチ〟に臨んだ。

 棚橋がドラゴンスクリューを決めれば、小島もコジコジカッターで応戦と互いに一歩も譲らない。小島のラリアートにカウンターでスリングブレイドを決めた棚橋は、エルボー合戦からショートレンジラリアートを浴びてしまう。

 しかしダメージの大きい小島がカバーに行けなかったため九死に一生を得る。2011年2月仙台大会のIWGP戦でも繰り出した掟破りラリアートで再逆転に成功するとハイフライアタックを発射。最後はハイフライフローで3カウントを奪ってみせた。

「面白いもんだね。大先輩だったのが(全日本プロレス移籍を経て)外敵になり、チャンピオンを争って、今こうして胸借りて試合できたっていうのが。ありがとうございました」と小島への感謝を口にした棚橋は、今後のファイナルロードについても言及。「誰が来ても準備はしてますし、もう1年ないか…。ご縁のあった方、他団体からあっても面白いと思うし。縁、少なからずプロレス界全体にいろいろなものをまき散らしてきたつもりだから、一個一個回収していきますよ」と豪語していた。

 しかし一度は外を向いた棚橋に対戦を要求したのが鷹木信悟だった。棚橋とシングル戦績1勝1敗の鷹木は、決着戦の舞台として4月2日山梨大会を指定。ラバーマッチをバリバリの地元で要求するあたりいかにも鷹木らしいが…。実現するのか、注目だ。