コメンテーターの玉川徹氏が20日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、午前8時)に出演し、斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題で疑惑を検証した第三者委員会の報告を受けて「個人的には辞職に値すると思います」とコメントした。

 第三者委員会は告発文書を公益通報として扱わず作成者を処分した斎藤氏らの対応は「明らかに違法」で、処分は無効と指摘。告発文などで指摘され調査対象となった職員への叱責など10件をパワハラだと認定した。

 玉川氏は「今回重いのは、知事が設置している第三者委員会」であり、「ここで事実認定されたものは自分が設置した委員会なので、事実として受け止めなければいけない」とした。

 さらに「パワハラ疑惑に関しては認定されたと、10項目。もともとウソ八百だとか事実無根だっていうふうにおっしゃってたわけですね。ウソ八百じゃなかった。むしろご本人の方がウソだってことになるわけですよ」。玉川氏は「それに対してどうやって答えるのですか」と斎藤氏が対応する必要性を語った。

 また、第三者委員会は告発文を公益通報と扱わず、告発者である元県西播磨県民局長を懲戒処分にしたのは「明らかに違法」で処分は無効だと認定した。

 玉川氏は「公益通報者保護法の問題。これに関しては、例えば犯人捜しをやったとか、それから懲戒処分をしたことは違法だというふうに認定された。これも事実として違法だったと、知事は認めなければいけない」とコメントした。

 この問題に関しては「斎藤知事の問題の原点」とした上で、この問題があったからこそ、「ここまでの問題になる。それだけじゃなくて、例えば県民局長はですね、死をもって抗議するといったあと、亡くなっているわけですよ。それだけじゃなく他にも2人の命が失われている。その政治的な責任があるという事が認められたと、それも自分が設置した委員会が認めた」と解説。そうした状況を踏まえ「これは個人的には辞職に値すると思いますね」とした。