ボクシングの元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏(45)が自身のユーチューブ「内山高志KOチャンネル」で、13日にプロデビューした元アマチュア世界王者の坪井智也(28=帝拳)を絶賛した。

 坪井は2021年のアマチュア世界選手権(バンタム級)で日本人初の金メダルを獲得。今年2月にロンドン五輪金メダリストで、元WBA世界ミドル級王者の村田諒太以来2人目のA級プロテストに合格した。13日の53・07キロ契約8回戦で、WBOアジアパシフィック・バンタム級2位ブーンルエン・ファヨン(タイ)に2ラウンドTKO勝ちを収めた。

鮮烈デビューを飾った坪井智也
鮮烈デビューを飾った坪井智也

 坪井のプロ初戦について、内山氏は「超強いという相手ではなかったけど、デビュー戦で本当に落ち着いたボクシングだった。パンチの威力と連打と、スピードとやはり〝世界チャンピオン〟だなと見せてくれた」と称賛した。

 バンタム級はWBC王者の中谷潤人(M・T)ら4団体のベルトを日本人が独占中。現時点で坪井は、1階級下のスーパーフライ級を主戦場にする考えだ。

 内山氏は「今後、何級でやっていくのかわからないけど、世界チャンピオンは間違いなく取ると思う。あとは(日本人の)軽量級の世界チャンピオンが多いので、どうやってその中で目立たせていくのかが大事だと思う」と力説した。

 その上で、坪井がバンタム級に転向した場合について「(同級の日本人王者を)一気に食っていっちゃう可能性がある。そのぐらい強い。次は誰とやるかわからないけど、年齢も年齢だし、帝拳ジムなのでわりと早い段階で世界ランカーとやらせていくと思う。とにかく楽しみ」と大きな期待を寄せた。

 ボクシング界に現れた〝新星〟に期待が高まる。