新日本プロレス6日の「旗揚げ記念日」(大田区総合体育館)で、棚橋弘至(48)がIWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(45)に敗れ初戴冠はならなかった。
後藤の指名により実現した団体最高峰王座への挑戦。来年1月4日東京ドーム大会での引退を控えている棚橋は「ラストチャンス」と位置づけて決戦に臨んだ。
棚橋は後藤の左ヒザを徹底的に攻め、ベルトへの並々ならぬ執念、そして底力を見せつけた。ハイフライフローを回避されても、ドラゴンスクリュー、ドラゴン張り手で後藤を追い込んでいく。しかし昇天・改で形勢逆転を許すと、最後はミドルキックからのGTRでついに沈められた。
あと一歩及ばなかった棚橋はバックステージに倒れこむと「棚橋弘至というレスラーは、残りあと10か月を切りました。届かなかったかぁ、IWGP世界のベルト。届かなかったねぇ…。あと10年、あと5年、早ければって思うけど…」と号泣。「一番っていいよなあ。一番になりてえよなあ…」と声を振り絞ったが、最後は自力で立ち上がると「だからプロレスって面白いと思う」と前を向いて控室へと消えていった。












