与野党は2025年度予算案を4日の衆議院予算委員会で採決することで合意。予算案は3日、与党の自民、公明両党と日本維新の会との合意内容の形で修正され、衆議院を通過させて参議院に送られる見通しとなった。
 与党は、維新と高校無償化や社会保険料の負担軽減で合意したことで、予算案への賛成方針を取り付けた。

 野党第一党の立憲民主党は衆院予算委員会で、改めて医療費の支払いを抑える高額療養費制度の利用者負担上限を引き上げる政府方針の凍結を求めた。

 与野党は4日に予算委員会の理事会で、石破茂首相が出席の締めくくり質疑を実施する。衆院本会議でも可決される見込みとなったという。

 安住淳予算委員長は国会内で報道陣の取材に対し「90時間を超える審議時間になって、省庁別審査などの新しい試みもやってきた。(自民党裏金事件をめぐり)参考人招致も行い、〝政治とカネ〟の部分でも一歩前進したのではないか。少数与党の時代の最初の通常国会だったが、これまでとは違う予算委員会になった」と語った。