陸上の東京マラソン(2日、東京都庁前発~東京駅前着)でパリ五輪男子6位の赤崎暁(九電工)は、今回のレースを未来につなげていく構えだ。

 2時間3分台でペースを刻む第2集団で走りを進めるも、32キロ手前で集団から遅れる。35キロ付近からは浦野雄平(富士通)などにも抜かされ、日本勢6番手の2時間7分48秒に沈んだ。「行けるところまで行こうと思っていたが、自分としては(1キロ2分55~56秒のペースは)未知の世界だった」と振り返った上で「そこはすごいいい経験だった」と前向きに語った。

 今大会は世界選手権(9月、東京)の代表切符を懸けた一戦。「確実に代表を取りにいくなら第3集団だったが、目指していたのは世界選手権の代表ではなく日本記録(2時間4分56秒)を出すことだった」と攻めの走りを選択。第2集団での勝負に挑んだが「自分の力を出し切れなかった。スタートしてからハマらない感じがあった」と唇をかんだ。

 世界のトップとの戦いを通じ「まだまだ(経験も)少ない。簡単なものではないというのがわかっている」としながらも「東京の世界陸上代表の内定は難しい。五輪というよりかは、まず日本記録更新というところを目指す」と力強く宣言。まずは日本の頂を勝ち取ってみせる。