バルセロナ五輪柔道銀メダルでプロレスラーとしても活躍した〝元暴走王〟小川直也氏(56)が、自身のYouTubeチャンネル「小川直也の暴走王チャンネル」を更新。〝暴走王ジュニア〟の今後について、胸中を語った。
リニューアルされた神奈川・茅ヶ崎市総合体育館で、2月1日に長男で柔道選手の小川雄勢(28=パーク24)と柔道教室を開催した。動画内では親子で初めてとなった柔道教室の模様とともに、息子への思いを吐露した。
雄勢は100キロ超級で2017年の国際大会「グランドスラム東京」優勝、18年世界選手権出場、体重無差別で柔道日本一を決める全日本選手権で2度3位に入るなど実績を残してきたが、五輪出場は果たせていない。親子で練習したのは「6年ぶり」という小川氏は、雄勢が28年ロサンゼルス五輪を目指すかを問われると「まだ柔道やってあれじゃない? その後、何かやるんじゃない、自分で。好きでやってるんだからいいんじゃないの」と話した。
さらにはプロ転向に関する質問を受け「ああ、そっちの道? オレはプロに移った年(29歳)なのよ。プロを勧めるわけじゃない。時代も違うしさ。だけど、自分が通ってきた道なんで否定はしたくねえし。ただ、(プロは)厳しいから。厳しさは言うけどね、否定じゃなくて。甘くはねえぞ、みたいな」と、胸中は複雑なようだ。
とはいえ、息子が自身と同じ道を進むとしたら、うれしくない親はいない。小川氏は「だけど、そういう(プロ転向の)面白さっていうか希望は持っている分だけ、得しているんじゃない。期待感っていうのは」と実現への期待はあるという。
その上で「オレとは違う路線でいったほうがいいだろな。オレの時は、(故アントニオ)猪木さんという師の元でやったから。猪木さんがオレの時みたいに『元気ですかあ!』ってやっていれば、それはオレも『お願いしますって、(猪木さんの元に)行けよ』と(息子に)言いたいけどさ…。ちょっとなあ、日本のプロレスが今なあ。いかんせん、ちょっとなあ、違うよなあ」。師匠の猪木さんが存命なら、間違いなく息子に弟子入りを勧めていたといい、猪木イズムなき現在の日本プロレス界にも違和感を覚えるという。
雄勢も父のつながりで幼少の頃から猪木さんとは面識があり、猪木さんが亡くなる3か月前の2022年7月にも面会している。来年には30歳となる暴走王ジュニアは、果たしてどんなアスリート人生を送るのか。












