サッカー女子の国際親善大会「シービリーブスカップ」で連敗発進したオーストラリア代表を侮辱したとして、人気司会者が解雇された。同国メディア「THE AUSTRALIAN」など各メディアが報じた。

 なでしこジャパンも参加している大会。オーストラリアは初戦でなでしこジャパンに0―4で完敗し、第2戦では米国に1―2で競り負けた。ラジオ局「トリプルM」の司会者のマーティ・シアゴールド氏は24日に全国放送の番組とポッドキャストで「マチルダ(女子代表の愛称)には何か問題がある」と指摘するなどチームを批判した上で女性アスリートを侮辱する発言をしたという。

 このコメントにオーストラリアサッカー協会や他のスポーツ団体が猛反発し、2008年北京五輪の競泳女子平泳ぎ金メダルのリーゼル・ジョーンズ氏も「女性スポーツに対して非常に傷つくものだ」と非難した。シアゴールド氏は「マチルダに関する私のコメントに人々が怒るのも理解できる。心からおわび申し上げる」謝罪した。

 しかし、同メディアは「マーティ・シアゴールドはマチルダと女子スポーツに対する軽蔑的かつ女性蔑視的なコメントに激しい反応のあと、トリプルMから追放された」とし「午後3時から放送される予定だった番組は音楽番組に変更された」と伝えた。親会社サザンクロス・オーステレオもトリプルMとシアゴールド氏が「相互にたもとを分かった」と発表した。

 同社の広報担当は「(シアゴールド氏は)トリプルMの見解や価値観に合致しない。今後も女性と男性のあらゆるスポーツをサポートしていく」とコメントした。