ドジャースの山本由伸投手(26)は20日(日本時間21日)にアリゾナ州グレンデールでカブスとのオープン戦開幕戦に登板し、1回2/3を投げて3安打無失点、2三振だった。27球投げてストライク19球。最速は96・6マイル(約155・4キロ)をマークした。チームは4―12で逆転負けした。
オープン戦初戦の相手は3月18日の開幕戦で戦うカブスだ。鈴木誠也外野手(30)、タッカー、ハップらの主力は不在だが、隙を見せるわけにはいかない。
先頭ブルーハンは96マイル(約154・5キロ)の速球2球で追い込むと、カウント1―2から4球目のスプリットで空振り三振。2番ブッシュはカーブを左前に運ばれたが、3番打者はカットボールを打たせて二飛。4番アルカンタラには96マイルの外角速球を右前打され、二死一、三塁のピンチを招いたが、5番ロペスをカウント1―2からの6球目、内角低めのカットボールでバットに空を切らせた。
2回は遊ゴロ、中直で簡単に二死を取ったが、8番ワークマンに速球を左前打されたところで降板となった。
会見した右腕は「しっかり自分の投球ができたと思いますし、今日は打たれながらになりましたけど、今日無事登板ができたっていうことはすごくよかったと思います」と納得の表情だ。
開幕戦まで登板数やイニング数は限られる。「少しずつイニングも増えていくと思いますし、今日は狙ったとこに決められなかったんで、ボールも何球かあったので、そういったところをしっかり調整して、公式戦に向けて少しずつステップアップしていけたらなと思います」と自信を見せた。
この日、降板後も注目された。サイ・ヤング賞2度の左腕スネルとベンチで話し込んでいたのだ。
「今日は細かい技術の話をしてたんですけど、スネルとは最近朝ごはん結構毎日一緒に食べたりして、野球の話だったりいろんな話をしてもらって、そういった素晴らしい選手と一緒にできるのはすごくうれしいことだと思います」。気が合う理由は「分からない」と困惑しているが、大きな財産になるはずだ。
投手史上最高額の12年3億2500万ドル(約461億円)で契約したメジャー1年目は初登板のパドレス戦で1回5失点KOでスタートした。強打のヤンキース打線を7回2安打無失点と抑えた直後に右肩を痛め、約3か月離脱。最後はヤンキースとのワールドシリーズ第2戦で勝利投手になり、世界一に貢献と紆余曲折があった。
メジャー2年目は「今年は去年と比べて落ち着いて練習ができている」と万全だ。開幕戦の相手カブスの先発は今永昇太投手(31)。史上初の日本選手同士の開幕対決で負けるわけにはいかない。
【ロバーツ監督】
「ヨシ(山本)の調子は良さそうだと思った。2回投げさせられて良かったし、彼にとっていろいろやってみる良い日だったと思う。制球も良く、球種もいろいろミックスしていたし、彼にとってはポジティブな日」











