欧州組が大半を占める中で、森保ジャパン入りをアピールするJリーグの新星が次々と台頭している。
J1開幕戦では、FW北野颯太(20=C大阪)が14日のG大阪との大阪ダービーで2得点と大暴れ。チームの大先輩であるMF香川真司が「この2年、北野颯太を見てきたけど、別人のようにキャンプからレベルが一つ違っていた。今季、前線を引っ張ってくれる存在」と大ブレークに期待を寄せる。C大阪の下部組織から17歳でプロ契約を結んだ逸材が、4年目にして本格化の兆しだ。
また広島の大卒ルーキーFW中村草太(22)は、16日の町田との開幕戦で決勝点。19日のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)2決勝トーナメント1回戦第2戦のナムディン(ベトナム)戦でも、2ゴールをマークするなどプロデビューから4戦4発と衝撃的な決定力を見せている。
こうした若手たちの活躍は、日本代表を率いる森保一監督の〝レーダー〟にも反応した。
19日に欧州視察から帰国した指揮官は、国内組の若手に言及。「若く将来性のあるFWに突き上げをしてもらいたい。欧州でプレーするFWだけでなく、Jリーグの開幕戦を見ている中で、情報をインプットできていない若手のいい選手も出てきている。そこはしっかりチェックしてチームをつくっていきたい」との見解を示した。
結果を積み重ねていった先には、Jリーガーの大抜てきもあり得る。攻撃的選手は、MF三笘薫(ブライトン)やMF久保建英(レアル・ソシエダード)らタレント揃いで、国内組が入り込む余地は少ない。だが、森保監督は若手を積極登用する方針を貫き、実践してきている。イキのいい若手が風穴を開ければ、チーム全体の活性化にもつながる。
「若い選手には『俺が点を取ってやる』『俺なら点を取れる』というところを見せてもらいたい」と呼びかけた森保監督の期待に応え、さらなる活躍を見せられるか。












