【フランス・パリ8日(日本時間9日)発】卓球女子でチーム最年少の張本美和(木下グループ)が〝安堵の涙〟を浮かべた。

 パリ南アリーナで行われたパリ五輪の卓球女子団体(パリ南アリーナ)準決勝で日本はドイツに3―1で快勝し、4大会連続のメダルが確定。10日の決勝は絶対女王の中国と対戦する。張本は第2試合で0―3と敗れるも、第4試合は3―0で勝利。試合直後に涙を見せた張本は「反省する部分ももちろんいっぱいあるけど、今はホッとしている」と振り返った。

 第2試合は思うようにリズムをつかめず、あっという間に試合が終了。「第2試合では負けて悔しかったし、次の4試合目は自分に(出番が)回ってくるので、すぐに切り替えてプレーできるのか不安だった」と言うが、エース・早田ひな(日本生命)の声掛けが力になった。「『思い切って』と声をかけてくださったおかげ。その一言で第4試合を乗り切ることができた」と感謝。第4試合の第3ゲームは11―0のラブゲームで制するなど、本来の力を取り戻した。

 2月の世界選手権団体戦決勝では中国に2―3と惜敗。リベンジを見据える上で「第4試合みたいにもっと思い切って自分のプレーができるように挑戦することが一番大事。もちろん決勝に来ている選手なので強いし、向かっていく気持ちはもちろん変わらず、しっかり自分のプレーに集中して頑張りたい」と決意を述べた。