ペルーで発見されたという「宇宙人のミイラ」をめぐる謎は、指紋分析により「人間ではない」ことが証明され、さらに深まっている。英紙デーリー・メールが23日、報じた。

 ベテラン放送ジャーナリストでUFO研究家のハイメ・マウサン氏が昨年9月、メキシコ議会に「宇宙人のミイラ」とされる2体を公開して以来、真贋、宇宙人か人間か、など世界的な論争が巻き起こっている。

 メール紙がコロラド州の元検察官で現弁護士のジョシュア・マクドウェル氏に話を聞いた。同氏は、米国の独立した法医学検査官3人の協力を得て、ミイラのうちの1体の「マリア」を検査。既知の人間の指紋パターンと一致しない指紋が見られたという。

「マリアの指紋は人間の指紋パターンではありませんでした。指や足の指の指紋に輪や渦巻き模様は見られませんでした。私は元検察官で、刑事弁護士です。たくさんの指紋を見てきました。そして、これらは典型的な指紋ではありませんでした」

 この1年でマウサン氏が発見した6体を超える宇宙人のミイラと同様に、マリアも珪藻土に覆われた状態で発見された。珪藻土はプランクトンの一種が残した白い粉状の水生化石だ。

「彼女の体の大部分は珪藻土で覆われています。しかし、露出した指では、表皮の隆起はほとんど直線のように見えました」

 マクドウェル氏は、マリアの指と足の指にある異常にまっすぐな指紋について、地球上での説明がまだあるかもしれないとして、「それは彼女の皮膚の保存方法と関係があるかもしれません。とても奇妙です」と語った。

 同氏のチームによるミイラの分析は今も進行中だという。