卓球男子パリ五輪代表の張本智和(21=智和企画)が、日本卓球界エースの自覚でメダル取りに挑む。

 男女日本代表は12日、都内で練習を公開。パリ五輪で張本は男子シングルス、男子団体、混合ダブルスに出場する。直近のWTTスターコンテンダーバンコク(タイ)では、出場した3種目で優勝。混合ダブルスで、早田ひな(日本生命)と組んだ張本は「結果もそうだけど内容が特に良かった。3種目エントリーすることで、プレーの幅が広がった。特にミックス(ダブルス)で洗練されている気がするので、前よりも五輪でメダルが取れる自信があります」と充実した表情を見せた。

 初出場の東京五輪は、男子団体で銅メダルを獲得したが、シングルスは4回戦敗退。「前回も(世界)ランキングは(男子代表内で)一番上だったけど、年上が2人いた。精神的には3番手というか、団体戦は楽にプレーできていた。今回は一番上ではないけど皆が同年代で、3種目も出る。自分が男子だけじゃなくて、日本卓球チームを引っ張らないといけない。初日から最終日まで出続けなければいけないし、一つでも多くのメダルを取りたい気持ちはある」とエースとしての自信をのぞかせた。

 その上で「もちろん目標で3つのメダル獲得は掲げているけど、メダルの色まで決められるほど、今の世界の卓球界は簡単じゃない。メダルを取ることは全て(の種目で)可能性があると思う。まずは一つ目のミックスからしっかり取って、最後の団体まで全力でやり切ります」と力強く意気込んだ。