2024年初めての公式ネッシー目撃情報が先月、記録された。ネッシー目撃情報の公式記録サイト「オフィシャル・ロッホ・ネス・モンスター・サイティングス・レジスター(公式ネッシー目撃情報登録)」が4月4日の目撃情報および画像を公式記録に認定した。
同サイトは21年から厳密に目撃情報を精査して掲載するようになった。英ニュースなどでは毎年何十件ものネッシー目撃情報が報じられているが、同サイトは徹底調査するため、21年は7件、22年は6件、23年は10件が公式認定されただけ。今年は今回のケースが初めてとなった。これを含め総計1157件の公式目撃が記録されている。
今回の認定は、観光客のパリー・マルムさんと妻シャノン・ワイズマンさんが、ネッシー目撃多発のアーカート城近くで撮影したもの。水中から黒い鎌首のようなものが飛び出ている。
マルムさんは「アーカート城から湾を見下ろす場所で、シャノンが水面で上下に揺れる動物の黒い頭のようなものを見つけた。それは流れに逆らって動いていたので、生き物に間違いないです。私たちはそれが消えるまで3~4分間それを観察しました。その日は天気が良くなかったので、他の観光客はいませんでした。カナダの湖には大きなチョウザメがいます。目撃したものはチョウザメの頭を思い出させましたが通常、水面で泳ぐことはありませんね」と語る。
ネッシーの誤認としては、丸太、倒木、光の反射、波の揺らめき、船の航跡、カワウソなどが確認されている。画像はどれにも当てはまらず、公式記録サイトが「説得力のある新たな証拠」と認定した。
ネッシーといえば、19年にニュージーランドのオタゴ大学のチームがネス湖の水に溶け込んだ環境DNAを調べた結果を発表。プレシオサウルスのような首長竜に関連するDNAは発見されず、ウナギのDNAだらけだった。チョウザメのDNAはなかったという。そのため、今回の目撃はチョウザメではないだろう。
この公式認定はネッシーマニアの好奇心に火をつけた。というのも、史上最大規模のネッシー探索が5月30日から6月2日まで4日間実施されるからだ。1934年のエドワード・マウンテン卿の探検隊による捜索から90周年を記念して行われる。主催するネス湖センターはNASAに協力を要請し、高度な画像撮影・解析技術を提供してもらう予定だというが、NASAはまだ応じていない。












