オーストラリアで大人気のインスタグラムスター、カササギのモリーと犬のペギーのコンビが解散した。クイーンズランド州当局がモリーを押収したからだ。現地メディア「9ニュース」が27日、報じた。

 2020年9月、ゴールドコーストの写真家ジュリエット・ウェルズさんが散歩中、巣から落ちて死にそうなカササギのヒナを保護した。

 命を取り留めたモリーはウェルズさん宅に居着き、犬のペギーと仲良しになった。その様子をインスタにアップしたところ、大人気となった。モリーがペギーにじゃれつく。ペギーが昼寝しているところにモリーが寄り添って翼をピトッとくつける。モリーがペギーの耳掃除をする。とにかく仲良しなのだ。

 しかし、3月初め、環境・科学・イノベーション省からモリーを引き渡すよう勧告があった。

 ウェルズさんは「科学イノベーション省に絶えず不満を訴える少数の人々がいたため、私たちはモリーを引き渡さなければなりません。同省は、私がお金を稼ぐために野鳥を捕獲したんじゃないかとの懸念を持ってました。私は保護し、写真を撮っていただけ。鳥かごはなく放し飼いだから、いつでも飛んでいける状況でした」と語る。

 同省担当者は、クイーンズランド州法の下では、病気やけがをした野生動物はリハビリテーション許可証を持つ人しか世話ができないとし、「野生動物をリハビリする目的は、野生動物を野生に戻せるようケアを提供することです。動物をリハビリする時は、動物が自然な本能や行動を発揮できるようにしなければなりません」と述べた。

 ウェルズさんはフォロワーにモリーを取り戻す方法を相談している。