格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 9」(23日、神戸ワールド記念ホール)で、武田光司(28)がまさかのアクシデントを乗り越えて、萩原恭平(28)を撃破した。
ライト級からフェザー級に階級を下げた武田にとっては、これがフェザー初戦。1ラウンド(R)は、得意の組みになかなかいけなない。3分を過ぎてようやく組みついたものの、金網際で萩原の左ヒザ蹴りがローブローとなり、マットの上で悶絶した。武田は放心状態のまま、動けなくなった。
脂汗を流しながら大の字になった武田の姿に、「ABEMA」の中継でゲスト解説のRIZINフェザー級王者・鈴木千裕は「僕はダメだと思うな~。きつそうだ」と、このまま試合中止を懸念したほどだ。ところが、武田は立ち上がり、鈴木も「マジで~! やるの~!」と驚きの声を上げた。
試合中断後、何とか再開すると、何ごともなかったようにバックを取って攻め立てた。2Rもレスリング仕込みの組み技で、萩原の打撃を封印。両脚へのタックルからバックを取り、前方へ投げ落としみせた。ゴング前には右ハイキックを飛ばし、ペースを譲らない。3Rもバックを取って、足払いで倒す。執ようなバックからの攻撃で、萩原の体を徹底的にコントロール。離れ際に払い腰をくらったものの、すぐにポジションを取り返して3Rを戦い切った。
判定3―0のフルマークで快勝。最大の見せ場は急所打ちとなったことで、試合後は「クソみたいな試合して申し訳ない」と謝罪。急所が痛いといい「診てもらいます」と苦笑いでリングを下りていた。
アクシデントに動じない武田が、フェザー級戦線に嵐を呼びそうだ。












