日本共産党の小池晃書記局長は18日に国会内で開いた会見で、衆院島根1区補欠選挙(4月16日告示、同28日投開票)で立憲民主党の亀井亜紀子氏を自主支援すると発表した。
同補選は自民党・細田博之前衆院議長の死去に伴い、実施される。自民は新人の錦織功政氏の擁立を決めた。これで野党系候補は亀井氏に一本化されることになり、錦織氏との事実上の一騎打ちバトルとなる見通しだ。
小池氏は「この補欠選挙は、岸田政権の裏金疑惑が非常に国民の怒りを生んでいる…統一教会との関わりの問題でも自民党に対する強い批判の声が上がる中で戦われる選挙です。安倍元首相とともに統一教会問題で象徴的な関わりを持っている政治家でもある細田氏に代わる議員を選ぶ選挙でもあり、今の政治情勢からみて、自民党に厳しい審判を下すことが必要になっている選挙です」と語った。
同補選で立憲と政策的一致をはかった共産党は「共闘の意思ということについては(立憲の)大串選対委委員長が2月21日に松江で『与党(議席)を1つでも減らし、野党(議席)を1つでも増やすために、各野党と連携し、力を合わせていきたい』と述べております。野党連携で勝利したいと先方の意思が確認されています。共産党は候補者を擁立することはせず、亀井さんの勝利のために自主的に支援という形で戦うことにしたという経緯です」と説明した。
来月の衆院補選は島根1区、長崎3区、東京15区で実施。東京15区をめぐっては、共産が小堤東氏、日本維新の会が金澤ゆい氏、日本保守党が新人の飯山陽氏がそれぞれ立候補を予定している。また、国民民主党は女性候補者の公認候補者擁立を取り下げた。立憲民主党は候補者擁立の意思を示しているが、まだ発表されていない状況だ。
永田町関係者によると、同選挙区を地盤とするカジノを含む総合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で収賄などの罪に問われ、1審で有罪判決を受けた秋元司被告が近く出馬表明を行うという情報が流れている。
共産は東京15区での野党1本化を考えているのか。小池氏は「そういう協議もしていきたい。実際に水面下でさまざまな相談はしています。できるだけ1本化できればいいかなと思っています。その場合には、わが党の小堤東氏も有力な野党候補になるのではないかと思っています」と話した。













