【今週の秘蔵フォト】幼少時から子役として映画やテレビドラマなどで活躍し、1970年代前半には映画「男はつらいよ」(松竹)、ドラマでは「帰ってきたウルトラマン」(TBS系)、「水戸黄門」(TBS系)など多くの人気番組に出演。庶民的なキャラクターで人気を集めた女優が榊原るみだ。71年のホームコメディー「気になる嫁さん」(日テレ系)は大人気を呼び「お嫁さんにしたい女優ナンバーワン」と呼ばれた。とにかく幅広い役を演じ、時代劇からホームドラマ、特撮ドラマまで多岐にわたって活躍した。

歌手としても活躍
歌手としても活躍
庶民的なキャラクターでも人気
庶民的なキャラクターでも人気
清楚な美しさが際立つ
清楚な美しさが際立つ

 榊原はその後、78年6月に歌手のアイ・ジョージとのデュエットでシングル「チサラ」をリリースしている。同年6月24日付本紙では、新曲を発売したばかりの榊原のインタビューが掲載されている。当時27歳だった。

「歌はとっても好きだったんです。たまたま女優になってしまったというほうが適切なくらい。ですから歌手にはなっても、まさか最初から芝居をやるとは…。芝居のお仕事をセーブして、歌のほうもプロモートしますよ。売れれば2弾、3弾も出したいですね」と意欲的だ。

 ロマンスの噂が出ることもあったが「25歳までは結婚したかったんです。結婚すれば少しは変わるだろうと思ってね。今、付き合っている人はたくさんいますけど、たまには(結婚を)したいと思います。でもそういう状態にならないんだから仕方ないですよ」とあっけらかんとした恋愛観を語った。前年にはドラマで山本学を相手に初めてベッドシーンに挑んでいたが「清水の舞台から飛び降りる気持ちで臨んでね。母親は嘆き悲しみました。こっけいなポーズも取らされましたが、吹き替えは嫌だし」と気骨のあるところも見せている。

母は嘆き悲しみました…
母は嘆き悲しみました…

 結局、80年に結婚。その後に離婚を経て、2001年に映画監督のすずきじゅんいちと結婚し、米国・ロサンゼルスへ移住。12年に帰国して芸能界復帰を果たし、現在も元気に女優活動を続けている。