【今週の秘蔵フォト】1987年8月にオーディション企画・第1回「全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞し、14歳で芸能界デビューを果たして人気を集めたのが、藤谷美紀だ。前年には同じオスカープロモーションから「国民的美少女」ゴクミこと後藤久美子が女優デビュー。いわゆる「美少女ブーム」を巻き起こしていた。
1973年9月15日名古屋市出身。当時はまだ名古屋の中学生で、実に約9万人の応募者の中からグランプリを射止めた文字通りの“シンデレラ”だった。87年11月1日からはドラマ「美少女学園」(テレビ朝日系)の主演も決まり、アイドルへの一歩を踏み出した。
87年10月21日付本紙では「名古屋のゴクミ」の見出しで、ドラマのスタートを控えた藤谷のインタビューが掲載されている。自然が豊富な伊豆高原が舞台で、伝統ある芸能人育成専門の私立学校「美少女学園」に藤谷が入学するところから物語はスタートする。
この年の10月に名古屋から東京の中学校に転校したばかりで「セリフは一応全部覚えてますけど、イントネーションが難しくて…」と顔を赤らめた。東京に引っ越した時は驚きの連続で「私、やっていけるかな? とも思ったけど、夢がかなったんです。ずっと芸能界でやっていきたいと思ってましたから」と中2とは思えないしっかりした口調で答えた。
オスカーの“姉貴分”であるゴクミからは「9万人の中から選ばれたんだから、強い心を持って頑張ってほしいな。オーディションの写真をいろいろ見たけど、美紀ちゃんが一番きれいだった」とありがたいお言葉をいただいている。
藤谷も「いつもテレビで見てたんですけど、まさか現実で会えるとは思わなかった。後藤さんを見習い頑張りたいです」と大きな夢を明かした。88年3月には「ラブ・ストーリーを君に」(東映)で映画デビュー。同年4月に「転校生」で歌手デビューを果たし、一気にトップアイドルの座をつかんだ。その後も多くの舞台、ドラマ、映画に出演し続けて「永遠の美少女」として現在でもファンは多い。












