パンサーの尾形貴弘とピン芸人・中山功太が、それぞれ「嫌いな芸人」「いじめられた芸人」を匿名告白し、大騒ぎとなっている。

 尾形は3日配信のユーチューバー・カノックスターのユーチューブチャンネルで「嫌いな芸人はいますか?」の問いに「ひとりだけいるのよ。本当に最低な人間なのよ」と即答。「暴力が凄くて。あとあの人って、人を見るから。先輩からしたら、かわいい後輩のイメージだと思うけど…。俺が見た人間の中で一番ヤバイ。人を物としか思ってない。そこに愛とか感情は絶対ないと思う」と声高に訴えた。

 芸人の名前は伏せられたが、尾形いわく「(視聴者は)分からない。頭は良いし、腕はたしかだから」。世間の好感度と実際の姿にギャップがあるようだ。

 同じく先輩芸人との因縁を告発したのは中山。5日配信のABEMA「ナオキマンの都市伝説ワイドショー」で二面性のある人物を取り上げた際、中山は「芸人にもいますよ。10年くらいいじめられた先輩がいるんですよ」と切り出した。

 中山は「僕がされたのは『今から生放送始まります』ってなって、5秒前、4、3…って言うた時に『こいつのやっているあの仕事なんか、100万もらっても、俺やらへんわ』て言うて。それで(番組が)始まるんですよ」などと述懐。こちらも実名は控えたが「むちゃくちゃ売れてる」「みなさん、いいイメージを持っていると思う」とヒントを出した。

 2人がほぼ同じタイミングでカミングアウトしたことから〝嫌われ芸人〟の同一人物説も浮上。SNSでは〝犯人探し〟が盛んに行われている。

 そんななか、自ら名乗りを上げたのがベテラン芸人の東野幸治だ。8日深夜放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」で、尾形の〝嫌われ芸人〟について「俺の可能性もあんのよ」と自己申告。過去に共演番組で尾形にビンタしたことや、「人を物としか思ってない」という点について「もう俺やん。俺、尾形なんて物としか思ってないから」と白状した。

 もちろんこれはネタだが、東野が〝動いた〟ことは大きい。お笑い関係者の話。

「予想以上に話が拡散され、一番テンパっているのは尾形本人。それを察知して、東野さんはネタに昇華しようとしたのだと思う」

 ダウンタウンと時代をともにし、今や吉本興業でも相当な実力者となった東野。時に「人の心がない」とうしろ指を差されつつも、さりげない気遣いで、多くの芸人から信頼を勝ち取っている。

 前出ラジオで東野は尾形について「スタッフの無理難題な企画もね、文句言いながらちゃんとこなして、着実に信頼を得て仕事をどんどん増やしていってる、あの尾形さん」と評価。その後輩が困っていると知り、自ら騒動に突っ込んでいった。

 前出お笑い関係者は「これから『尾形を守れ』とばかりに、芸人仲間が火消しに動くかもしれませんね」と話す。

 一方、中山に対してはお笑い界でも温度差がある。テレビ関係者は「彼が出ていたのは裏事情を話す系の番組。進行台本はあるはずなので、確信犯ではないか、と。こじれるとしたらこっちでしょう」と指摘する。

 今もネット上では犯人探しが過熱している。嵐が過ぎ去るのはいつになるのか――。