女優の吉田羊や中越典子、渡辺いっけいらが9日、東京・渋谷のPARCO劇場で行われたパルコ・プロデュース2026の舞台「リチャード三世」(5月10日~31日)の公開ゲネプロに登場した。
このシリーズは、シェイクスピア作品を森新太郎演出、吉田羊主演で上演するシリーズで、今作で第3弾。リチャード三世を演じる吉田は、キャリア初の悪役に挑戦した。
吉田は公演前に取材に応じ、「リチャードの周りの人々が翻意していく様は、非常に爽快でおもしろい」とアピール。極悪王・リチャードを演じる上では「本来ならば隠したいはずのネガティブな感情を、役を通して解放できる」という。
さらに「醜い感情が乘るからこそ、その先にあるリチャードの悲しみや切なさがコントラストして活きてくる」と語り、「非常に和気あいあいとした座組で、こんなに残酷な話をやっているとは思えないぐらい」と笑顔を見せた。
今作では、リチャード演じる吉田以外、1人何役かを演じる。渡辺は「今から終わるのがさみしい。そのぐらい密度が濃く充実した稽古でした」としみじみ。
篠井英介は「ジェンダーレスな時代になりまして、なんと羊さんがリチャード3世。これは見ものに違いない」と期待を寄せた。
中越は「とにかく一生懸命やることだけを考えた」と明かし、「心を込めて演じていきたい」と意気込んだ。












