男子マラソンで日本記録保持者の鈴木健吾(28=富士通)が、ペースメーカーに苦言を呈した。
3日に行われた東京マラソン(東京都庁前発―東京駅前着)で、鈴木は2時間11分19秒で28位と沈んだ。レースでは第2集団を引っ張るペースメーカーがつくった不安定な展開に苦しめられた。「前半ゆっくりと入っていた。僕は最後までついていくことができなかったが、やはり常に設定タイムで行ってほしいということは周りの人と話していた」と明かし「大会のテクニカルミーティングでは(1キロ)2分57、58秒のペースと聞いていたが、中盤は3分を超していて、大丈夫?みたいなことを話していた」と振り返った。
設定記録(2時間5分50秒)を切った上で日本勢最上位となれば、パリ五輪代表に選ばれることになっていたが、力は及ばず。五輪代表に内定している妻・一山麻緒(資生堂)との〝夫婦五輪〟はならず「4年間たくさんの試合があったが、一番はパリ五輪に向けてやってきた。今日の結果にはすごく残念な気持ち」と肩を落とした。
昨年10月に行われたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)では股関節のケガで途中棄権となっており、調整に不安を残した中での東京マラソン参戦となった。「年間を通して走り続けることができなかったのもある。恥ずかしながら久しぶりのマラソンだったので、走り続けられるのであれば、もう一回再スタートできるような形で頑張っていきたい」と再出発を誓った。












