昨年10月に行われたパリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の男子で4位に入った川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が〝夏の祭典〟への思いを口にした。

 10年以上前からGPS機器メーカー「Garmin(ガーミン)」の時計を愛用する川内は、29日に都内で実施された同社のトークショーに出席。3月3日に開催されるパリ五輪代表選考会の男子最終戦・東京マラソンの展望について「結構難しい。(先週末の)大阪(マラソン)で(優勝した)平林(清澄)選手(国学院大)が一気に行くと思わなかったので」と切り出した上で「やっぱり伏兵が出てくるかなと。東京マラソンでも急にいい記録を出す選手が出てくるのでは。それが誰になるかは想像しにくいですが…」との見解を示した。

 男子マラソンのパリ五輪代表枠は残り1つ。東京マラソンで2時間5分50秒を切る選手が出なければ、MGCで3位に入った大迫傑(ナイキ)が代表に決定し、川内が補欠となる。川内にとってもレース展開が気になるところだが「補欠に決まればそういう準備はしっかりしていきたいが、補欠に選ばれなくても、選ばれてもいろんなレースは続いていくので、そこに向かってパワーを出していきたい」と力強く語った。

 多くの陸上ファンが川内の今後に注目しているが、すでに夏に向けたプランニングを描き出しているようだ。