サッカー界で米大手スポーツメーカー「ナイキ」離れが加速していると英紙「デーリー・メール」が報じた。
イングランド代表FWハリー・ケインが昨夏にドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに移籍する際スパイク契約をナイキから新興メーカーのスケッチャーズに変更。イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスや長年ナイキと契約していたブラジル代表MFカゼミロはスパイクをアディダスに変えた。
同リーグのマンチェスター・シティーでナイキをはいていたイングランド代表MFジャック・グリーリッシュら3選手も契約メーカーを変更。現在はプーマのシューズをはいている。同紙は「ナイキに何が起こっているのでしょうか? 米国のブランドから大量離脱」とし「多くの選手がナイキを離れて他のシューズブランドに移籍した」と伝えた。
ナイキは15日に従業員の2%にあたる約1600人を解雇すると発表。3年間で20億ドル(約3000億円)のコスト削減を図るため、組織改革も行うという。かねて経営状態が悪化しており、多くのサッカー選手と契約を更新しなかったとみられている。同紙は男子ゴルフのタイガー・ウッズ(米国)がナイキとの契約を解消したことも含めて「ナイキは資金を節約しなければならない」という。
その一方、サウジアラビア1部アルナスルのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドやフランス1部パリ・サンジェルマンの同国代表FWキリアン・エムバペらスター選手との契約は継続中。同紙は「利益を生み出す信頼できるアスリートに集中するのは理にかなっている」と指摘。その上で「ナイキは確実な成長市場である女性向けに注力していることもある」と報じていた。













