U―23日本代表の大岩剛監督(51)が、誹謗中傷対策の難しさに悩ましい胸中を明かした。
パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジアカップ(4月15日開幕、カタール)へ向けて千葉県内で取材に応じた大岩監督は、A代表の一員としてアジアカップに参加した本代表GK鈴木彩艶(21=シントトロイデン)の誹謗中傷被害にも触れた。パフォーマンスに関する批判も少なくなかったこともあり「彩艶だけでなく、どの選手にもあること。乗り越えていくしかない」と、もどかしい思いを語った。
最終予選、五輪本番へ向けて注目度がアップするにつれて、U―23代表も誰かが被害を受けてもおかしくはない。しかし、どう対処すべきなのか明確な答えは見つかっていない。「それをなくすのは不可能だと思う。彼(鈴木)は『見返したい』みたいなコメントをしていたけど、それを逆に力できるような選手になってほしい」とした上で「対策ってなんだろう。それを見るなってことになると、携帯を没収するしかないだよね」との見解だった。
やはりSNSなどで誰でも発信できる現状では、結果に対する意見を止めることはできない。「サムライブルー(A代表)がアジアカップで負けて反響はすごかったけど、それはコントロールできない。(選手に)気にするなとはこっちから発信するが、解消法はそれぞれ見つけてもらうしかない。何かいい方法があれば教えてほしい」とお手上げ状態だ。
ただ大岩監督の考えは、あくまでプレーや結果に対する批判に対してで、人種差別的な発言や行動は、なくさなければならないのは言うまでもない。












