大相撲の新大関琴ノ若(26=佐渡ヶ嶽)が16日、出身地である千葉・松戸市で本郷谷健次市長を表敬訪問した。

 琴ノ若は初場所後に大関昇進を決めた。千葉県出身の力士が大関となるのは1955年の松登以来、69年ぶりとなる。本郷谷市長は「関取になった4年半前くらいにも来てもらったが、あの時はまだ体重もそんなに大きくはなかった。相撲は心技体と言うが、やっぱり心の方もしっかりしてきたと感じる」と成長に目を細めた。

 訪れた松戸市役所には、多くの地元市民も駆けつけた。琴ノ若は「まだ本場所で相撲をとっていないのでなんとも言えないが、花相撲や外のイベントで『大関!』と声をかけられたりアナウンスをされたりして、上がったんだなと感じる。次は賜杯を松戸に持って帰れるように」と大関昇進の喜びをかみしめた。

ネギをもらった琴ノ若
ネギをもらった琴ノ若

 今後の目標はただ一つ、横綱昇進だ。「ここで終わりではなく、まだまだ先がある。喜びはあくまで伝達式の日だけで、責任感を持ってやらなければならない。自分らしくやっていく中でも、他の力士の模範になれるようにしたい」と力を込めた。