米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(36)に対して、香港政府の高官が異例の〝警告〟を発した。

 メッシはアジアツアーで、1月29日のサウジアラビア1部アルヒラル戦に出場した際に内転筋に違和感を感じ、1日の同アルナスル戦は後半38分からプレー。しかし4日の香港リーグ選抜戦は欠場した。

 香港では、高額なチケットにもかかわらずメッシが欠場したことでスタジアムには「金返せ!」の怒号が飛び交い、試合後に香港政府が失望を表明。議員などが謝罪を要求するなどスポーツの域を超えた大騒動に発展している。

 そうした中、香港政府の楊雲雄・文化体育観光局長が6日にラジオ番組でメッシ問題に言及した。

 中国紙「環球時報」などによると、楊氏は香港での試合について「ファンの気持ちはよく理解している。その日見た限りでは、スタジアムの雰囲気は最初は非常に良かった」としつつも「後半に入ってメッシがプレーすることに希望を感じたが(プレーしなかったことで)混乱し、雰囲気は突然失望に変わった」と不快感を示した。

 そして、メッシが香港ではなく日本でプレーした場合について「もちろん皆が不幸で不快になるだろう」と強くけん制した。

 楊氏は、メッシが抱える内転筋の違和感が数日で改善する可能性も否定はできないとも指摘したが、香港でプレーせずに日本でプレーしたとなれば、香港全体を包む怒りの火に油を注ぐことになる。メッシは7日の神戸戦でどのような決断を下すのか。