米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミが4日に香港で行った親善試合で、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(36)が欠場して物議を醸している。

 インテル・マイアミは香港リーグ選抜と対戦したが、メッシは内転筋痛の影響などもあってベンチ入りしたがプレーしなかった。そのため地元ファンからは「金返せ!」などとと大ブーイングが起きるなど大騒動に発展している。

 香港政府も異例の声明を発表。「メッシが試合に出場しなかったという事実に対して当局はもちろん、すべてのサッカーファンは主催側の決定に大きく失望した。主催側はすべてのサッカーファンに説明する義務がある」と怒りをにじませている。

 さらに香港紙「点新聞」は、香港特別行政区立法会議員の霍奇剛氏が謝罪を要求したことを報道。「タトラー(主催企業)がサッカーの王であるメッシを(観客の)勧誘に利用していた。その圧倒的な知名度が、国民やファンの熱い期待を集め、チケットは瞬く間に完売した。メッシを一目見ようと、多くの市民が試合のため4時間前に香港スタジアム近くに到着した」と霍議員は当日の熱狂ぶりを指摘。それが裏切られたとして「タトラーやインテル・マイアミのチームはすべての香港市民に謝罪し、説明する必要がある」と強く要請した。

 香港の政界でもメッシ欠場問題は大きな関心事となっており、政府や議員が異例の言及を続けていることで国際問題に発展しそうな雲行きだ。