三役の壁にはね返された。大相撲初場所10日目(23日、東京・両国国技館)、新入幕の大の里(23=二所ノ関)が関脇琴ノ若(26=佐渡ヶ嶽)との1敗対決で一方的に寄り切られて2敗目(8勝)。現役の三役に初めて挑戦し、力の差を見せつけられた。
取組後の大の里は「(相手の立ち合いが)うまかったですね。自分の立ち合いができなかった。強かったですし、向こうのほうが全然上だった」と完敗を認める一方で「いい経験になった。この一番を取っただけで、すごく得る者があった」と多くの収穫を得た様子だった。幕内後半戦で相撲を取るのは初めての経験。それでも「この時間はいつも部屋にいる。ワクワクした」と雰囲気を楽しむ余裕さえあった。
11日目は大関豊昇龍(24=立浪)と初対戦。さらなる強敵と激突する大の里は「新入幕でこのような経験ができているのは場所前に想像していなかった。残り5番、自分の相撲を出し切って、どれだけ上に通用するか。力試しになる。大関ですし、はるかに上。今日の失敗を繰り返さないように、気合を入れて集中したい」と気持ちを引き締めた。












