公益財団法人大阪観光局の溝畑宏理事長が23日、大阪市内で「大阪観光局記者会見」を行い、15日に吉村洋文大阪府知事や横山英幸大阪市長らと行った「観光トップ会議」の協議内容について発表した。

 溝畑氏は今年の同団体のスローガンを「チャレンジ&チャレンジ」と切り出し、2024年のインバウンド来阪者目標について1400万人を目指すとし、大阪・関西万博やIR開業に向けた取り組み、万博後にMICEの誘致やモータースポーツ「F1」の誘致に取り組むと発表した。

 大阪市は公道をF1カーが走れるように整備するためのコストなどを理由に誘致を断念していたが、溝畑氏は水面下で約2年間、情報収集してきたとし、大阪知事らが「民設民営」を条件に応援するとしたことから、「チャレンジする」と公言した。

 同団体は、ペットツーリズムにも力を入れるという。「多様性のひとつで大きな柱として、ペットについては万博史上初めてペット同伴での入場が可能になるような調整に入っています」とコメントした。

 ペットについては、羽田空港で起きた日航機と海保機が衝突した事故で、日航機の貨物室に預けられたペットを救出できなかったことについて論争が起きている。

 溝畑氏はドイツ・オランダではペットが飛行機に一緒に乗る事例を挙げ、アレルギー、騒音、しつけの問題はあるとしながらも「本当のペットツーリズムを仮にしっかりやるとしたら、国際基準も考えて、ペットも一緒に飛行機に乗れるという規制緩和も必要ではないか」と提言した。