キックボクシングからプロボクシング転向後3戦目(23日、エディオンアリーナ大阪)に臨むOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級6位の〝神童〟こと那須川天心(25=帝拳)が、21日に大阪市内で会見し闘魂スタイルの勝利を誓った。

 ボクシング転向後初の世界ランカーとなるWBAとWBOの世界バンタム級14位ルイス・ロブレス(25=メキシコ)との試合を控え、会見した那須川は「ここまで前回の試合から準備してきた。自分の中の進化が見える調整だったし、できないことを毎日突き詰めてやったので、明日はそれを見せることができると思います」と拳を握った。相手のロブレスについて「好戦的というか何でもできる、攻めも守りも受けることもできる」と警戒だ。しかし「僕は技術が高い選手とやる時の方が強くなる。風車の理論じゃないけど、僕はそういうものを持っているので」と断言。不世出のスーパースター、アントニオ猪木さん(享年79)が掲げていた「相手の力を引き出して勝つ」という風車の理論を引き合いに必勝を誓った。

 さらに「全員が満足する試合をしたい。チームだけでやっているものでもない。お客さんもいるし、全員が納得する試合を見せるためにやってきた」と、期待される転向後初のKO勝利に意欲を見せた。猪木さんのような戦いでファンを喜ばせたいところだ。