新日本プロレスの成田蓮(26)が、海野翔太(26)に〝再修行〟を命じた。昨年末の「ワールドタッグリーグ」でパートナー・海野を裏切り極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」に電撃加入。因縁の相手と24日後楽園大会でシングルマッチが決定した成田は、海野の実力とネットリテラシーを酷評しつつ、一方的に国内他団体で鍛え直すことを勧めた…。

 H.O.Tに加入以降の成田は「SOULED OUT」を名乗り、同期にしてかつてのパートナーと抗争を展開。4日東京ドーム大会ではEVILとのタッグで海野、清宮海斗組と対戦し、海野をダブルクロス(変型顔面砕き)で沈めてみせた。

 海野の要求を受け、ついに決別後初のシングルマッチが決定したが、成田の自信は揺るがない。「懲りないんだったらいくらでもやってやる。どうせ次やったって同じだろ。何回食らえば気がすむんだって感じだな」とあきれた表情さえ浮かべつつ「シングルならハッキリ実力の差が分かるだろ。地獄の底に落ちてもまだ物足りないんだったら、二度と抜け出せないように地獄の底にめり込ませてやるよ」と不敵に宣戦布告した。 

 昨年のG1クライマックス公式戦では20分時間切れ引き分け。同期入門でデビューから切磋琢磨してきたライバル同士だったが、悪に魂を売り渡した成田は、海野に対して挑発的な言動を連発する。「またXで泣き顔をさらすくらいボコボコにしてやる。新日本は今のうち、海野にSNSを辞めさせたほうがいいんじゃないか? めめしい上にネットリテラシーがないからな、アイツは」と、タッグリーグで敗退が決まるとXに自身の泣き顔写真を投稿し物議を醸した海野をコケにした。

 止まらない成田は「そもそも俺に鍛えてもらう前に、修行が足りてないんじゃないか? アイツの実力なんて、ヤングライオンと大差ないだろ。お仲間の清宮がいるところで、大岩(陵平)と一緒にもう一回修行させてもらってこいよ」と提案。海野が打倒H.O.Tのために清宮と手を組んでいたことから、新日本から史上初の国内武者修行中の大岩とともにノアで再修行に励むべきだと理不尽に勧告した。

「海野が終わったら、鈴木みのる、エル・デスペラード…ハハハ、やっぱいいや。何でもない」と、かつて所属したストロングスタイルの2人の名前も意味深長に挙げた成田だが、その思惑は一体どこにあるのか――。かつての面影がすっかりなくなってしまったH.O.Tの新メンバーが、後楽園決戦で海野に引導を渡す。