12日に開幕したサッカーのアジアカップ(カタール)を前に、サッカー中国代表が反汚職ドキュメンタリー視聴を課され、物議を醸している。

 中国中央電視台(CCTV)が9日、贈収賄の罪で起訴された李鉄元監督らサッカー関係者が登場する「反汚職ドキュメンタリー」を放送。李氏が八百長や裏金工作に手を染める生々しい番組となった。中国「新京報」によると、同国サッカー協会は会員全員に視聴を求め、1500字の感想文が義務付けられた。

 決戦を目前に控えた、カタールにいる代表チームも逃れることができなかった。同メディアは「監督とチームスタッフは集団で視聴して警告教育を受け、選手は各自で視聴」と、カタールで〝お勉強〟となった。

 国内を揺るがした大事件で二度と起きてはいけないのは分かるが、さすがに大事な大会前とあって、ファンもメディアも反発。同国メディア「捜狐」は「笑ってしまう。まるで小学生と一緒じゃないか!」と批判。ネット上でも「何の役に立つのか」「笑わせないで」「準備の邪魔」「おかしい」との声が上がっている。試合に影響しなければいいのだが…。