サッカー日本代表・森保一監督の〝壮大な野望〟を、中国メディアが「我々は笑う資格がない」と自戒を込めて報じている。

 中国メディア「網易」は森保一監督が19日に行った講演で「次のW杯は優勝を目指して戦う」と語ったことに注目するコラムを掲載。「日本がW杯優勝を目標に掲げている一方、中国代表が現段階で監督選びに苦労し、さらに中国サッカー界の腐敗問題が続いているのを見ると、中国にはチャンスが残されていないんだと思わされる」と、日本の現状とサッカー関係者の摘発が続く中国との違いを指摘した。

 同記事によると、カタールW杯でベスト16だった日本の森保監督が優勝という目標を掲げたことに、中国国内から「ベスト8に入れない国が、よく妄想するものだ」という声が上がったという。これに対しても、同記事は「日本は3位のクロアチアとPK戦まで戦った。強豪との差はどんどん縮まっている。日本は8割の選手が欧州でプレー。ほぼ欧州チームの水準で高いレベルにある」と指摘。「私たちはW杯の扉をくぐってもいない。夢のためにハードワークする人たちを笑う資格がどこにある?」と戒めた。

 中国ではサッカー協会(CFA)の陳戌源会長や李鉄前代表監督が「重大な規律違反」で摘発されており大荒れ。謙虚に状況を受け止めているようだ。