フィギュアスケート女子で2016年世界ジュニア選手権覇者の本田真凜(22=JAL)が〝憧れの存在〟に対し、感謝の言葉を口にした。
5日に今季限りでの現役引退を表明していた本田は、11日に都内で行われた引退会見に上下純白のスーツ姿で登壇。「大学4年のタイミングで競技の場から離れるというのはずっと決めていた。これまでの人生はどんな時を振り返ってもスケートがあった。幸せな競技生活だったと思う」と心境を明かした。
シニア転向後は思うような結果を残せなかったが、約21年間の競技生活を全うする中で、元世界女王の浅田真央(33)の存在が大きな励みになったという。本田は「いつも私がつらいなと思っている時に何かを察して、こっちから連絡をしない時でも、私の心に響く本当にすてきな言葉をかけてくださる」と神妙に語った。
引退試合となった昨年12月末の全日本選手権(長野)は、ケガの影響もあって最下位。悔しい結果に終わったが、事前に引退を伝えていた真央からのメッセージに勇気をもらった。本田は「一言一句間違えずに言えるぐらい覚えているが、そこは自分の中での秘密に」としながらも「『真凜は最後まで小さい時から逃げずに頑張ってこられたのは偉いことなんだよ』と言っていただいた。『新しいスタートも胸を張って、思い切って進んで行ったらいいよ』とも言ってくださった」と一部始終を説明した。
競技生活には区切りをつけた一方で「表に出なくなった時が来たとしても、どこかでスケートを滑り続けているんじゃないかな」と〝スケート愛〟は不変。今後はプロスケーターとして新たな一歩を踏み出す。












