岸田文雄首相が本部長を務める自民党「政治刷新本部」の初会合が11日に開催される見通しとなった。
同刷新本部は無派閥の菅義偉元首相と、同党〝麻生派〟の麻生太郎副総裁が最高顧問に就任することが10日の総務会で正式に決まるという。
「刷新本部メンバーには小泉進次郎氏や党とは関係がない外部の有識者たち数十人が加わります。初会合は政治資金規正法の改正や、派閥の在り方などの議論が行われる予定です」(同党関係者)
野党側は岸田首相が同党派閥の政治資金をめぐる事件が起きてから、新たに発足させる刷新本部スタートをどうみているのか。
立憲民主党の岡田克也幹事長は9日に国会内で開いた会見で「政治とカネの問題や、派閥の問題をしっかりできるのか注視している」と述べた上でこう批判した。
「総理の話を聞いてきて違和感を感じたのが、政治資金規正法について与野党で議論する話だと言いながら、(政治資金の)引き下げについての検討ぐらいで非常に認識があまいなというふうに思います。抜本的に政治資金規正法の内容を再検討する、派閥パーティーそのものを認めるのか認めないのかということを含めて議論しなくてはならない」
派閥の在り方については「自民党の中の話ではありますが『政治改革大綱』が1989年にできた時は『将来、派閥をなくそう』と、その(決意の)第一歩として自民党の役職者は(派閥から)外れることになりました。今回は党の中で派閥をなくす議論すらせず、(派閥を)残すことを前提に総理はお話をなさっている。私は遺憾だ。(派閥の)廃止も含めてフラットに議論すべき。あらかじめ総理が(議論を)封じてしまっているのは、極めておかしい話だ」と岡田氏は語った。












