シンガポールの格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」28日の東京・有明アリーナ大会に出場する武尊(32)が、対戦予定の〝破壊神〟ことロッタン・ジットムアンノン(26=タイ)の欠場情報が錯綜している現状に、戸惑いの表情を浮かべた。

 ロッタン戦は11月に発表されたが、その後「負傷した」「欠場する」などと情報が何度も浮上。最近も東南アジアのメディアでロッタンが欠場し、代わりにONEキック・フライ級世界王者のスーパーレックキアトモー9(タイ)が出場すると報道されたばかりだ。

 ノア2日の有明アリーナ大会で、配信の解説を務めた武尊は、この件について「まだ特に(連絡が)来ていないので、僕は試合があると思ってやっています。ここまでやってきているので、僕はやるつもりで」と戸惑いつつ語る。

 仮にロッタンの欠場が決まった場合、出場そのものを検討し直すのか問われると「それも決まってからですけど、格闘家としてもここまでの追い込みをやったことがなくて、自分の体も今回壊れていいくらいの気持ちで何か月もかけて体をつくっているので、基本やらないという選択肢はないかなと」と、出場を基本線にしていると明かした。

 なお、幼少期からのプロレスファンであることを公言している武尊は、この日の観戦を「久しぶりにプロレスを生で見て迫力をすごい感じた。いろんなものを背負った者同士の戦いでパワーをもらいました」と笑顔。28日も同じ会場で戦うことになるだけに「格闘技向きな会場で、お客さんの熱を感じやすい形だった。僕は試合中、お客さんの熱を感じれば感じるほど、アドレナリンも出やすくなっていい試合ができるんで、自分にピッタリな会場だなと思いました」と前向きにとらえたという。

 さらに、同じ解説席に座った武藤敬司から「プロレスラーと二刀流でいいんじゃないか?」とまたもプロレス界に勧誘されたことも明かしていた。