インターネットテレビ「ABEMA」の北野雄司エグゼクティブプロデューサーは1日、王者・井岡一翔(志成)が初防衛に成功したボクシングWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ(2023年12月31日)の生中継視聴数が228万に達し、2023年に放送されたABEMAの格闘技中継で最多だったことを明かした。

 井岡12度目の大みそか決戦は昨年までTBSが中継していたが、今回はABEMAが中継。井岡が挑戦者の同級6位ホスベル・ペレス(ベネズエラ)に7回KOの快勝を収めたこともあって、ABEMAが中継するキックボクシングのK-1、RISE、プロレスのノアなどを上回る数字を記録した。

 北野氏は「びっくりしました。井岡さんもすごいし、大みそかもすごい。神興行」と年末の恒例行事の注目度に驚嘆。「当然かかっているお金はあるが、ペイする水準には達している」と合格点を出した。

 井岡は、今回は条件面が合わずに流れた目標のWBC同級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)戦を希望し、志成ジム関係者は今月に再度交渉することを明かしている。北野氏は井岡が引退するまで中継を続ける意向を示しており、エストラーダ陣営は「ふっかけてくる」(同関係者)というが、北野氏は「頑張ります」と宣言した。

 井岡陣営が米国開催も受け入れる考えであることにも「はい。アメリカだろうが、何だろうがついていきます」とサポートを誓う。ビッグマッチが実現すれば、さらに視聴者を獲得できるだろう。