ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)が2日に東京ドームで、WBA・WBC・WBO同級1位・中谷潤人(28=M・T)と激突する。格闘技団体「ONE」のアトム級ムエタイ世界王者・吉成名高(25)が世紀の一戦を占った。
吉成は先月29日のONE有明大会で、ソンチャイノーイ・ゲッソンリットを下して初防衛に成功し、驚異の41連勝。ボクシングにも関心を寄せており、3月15日の元世界5階級制覇王者ノニト・ドネアらが出場した興行も生観戦していた。その際、東京ドーム決戦について「無敗の選手同士で、どちらかに負けがつく。しかもその試合が日本人同士ということで、どっちが勝つんだろうというワクワク感もありつつ、格闘技の残酷さをすごく感じる」と目を向けた。
〝モンスター〟については「(相手との)距離感が抜群なところもあり、なおかつメンタル面でもずば抜けている印象。(能力チャートの)五角形全てが整っているのはもちろん、その中でも突出しているところがある」と総合力の高さを絶賛。
中谷に関しては「パンチ一発の重みだったり、フック、アッパーとか他の選手にはない角度から打てるのと、勝負に対する貪欲さがすごく強み」と熱弁した。
そして試合展開を予想。「世間的な意見として井上選手が優位なのはあると思うけど、中谷選手はパンチの仕方とかで、あまり他の選手にはない動きをする。中谷選手ならではの世界があるので、それがハマった時に勝利が近づくはず。本当にやってみないとどっちが有利かわからない」と2人の実力が五分であると分析。
さらに「勝負に偶然はないので、実力のある選手が勝つのが格闘技。お互い積み上げてきたものが、全て合わさって試合に出る」と両者の競技人生を懸けた一戦になることを強調した。
〝最強王者〟も注目するスーパーマッチの行方は――。












