ボクシング・東京ドーム興行(5月2日)の公式会見が30日に都内で開かれ、2大世界戦に出場する4選手らが出席。メインイベントの世界スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチでWBA・WBC・WBO同級1位・中谷潤人(28=M・T)の挑戦を受ける4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)は「まだまだ井上尚弥だというところを証明していきたい」と、ボクシング界の世代交代を許さない強い意欲を示した。
126人もの海外メディアも含めた報道陣が詰めかけた会場で再び顔を合わせた両雄。井上は中谷を「とてもクレバーで真面目で、ボクシングにすごく貪欲に向き合っている印象」と評し、「そういった選手には、こちらもそういう姿勢で挑まないといけないという思いでここまでやってきました」との心構えを語った。
戦いで貫くことは、「最後までやり抜くという気持ち。それがどういったことであろうが、自分がしっかりと勝つ、それだけを考える」と結果のみを追求。これまでの練習姿勢についても「2日後に勝つという、それだけの気持ち」と強調した。
しかし、当日は日本ボクシング史上最多の5万5000人を動員する見込みの大会場での戦いに、「今回初めて試合を見るというファンの方がかなり多いと思うので、ボクシングの面白さ、素晴らしさ、そしてトップ選手同士が戦えばこんなに盛り上がる試合になるんだというもの見せたい」と、史上最大の期待に応えることを強く意識する。
そこで何を証明するのかを問われると、「それはやっぱりまだまだ井上尚弥だというところを証明していきたい」と返答。世界王座奪取から約12年、史上類を見ない圧倒的な快進撃を続けて日本ボクシング界をけん引してきたモンスターは、自身に迫る地位まで登り詰めた5歳下のビッグバン撃退に闘志を燃やした。













