日本サッカー協会の田嶋幸三会長(66)が23日、都内で取材に応じ、クラブW杯(サウジアラビア・ジッダ)にアジア王者として参戦したJ1浦和に言及した。

 田嶋会長が気になったのは、0―3だった欧州王者、マンチェスター・シティー(イングランド)との準決勝だった。「3位決定戦を想定したようなマンチェスターC戦だったのか、それはわからないけど、前半は守るのは仕方ないと思う。0―1になったところで、温存していた酒井(宏樹)、(後半19分から出場の中島)翔哉とか、どんどん出して勝負にいってくれたらうれしかったと思う」

 続けて「3位決定戦に臨むために、そうしていたのかわからない。3位になるのも重要だと思う。ただ、3位のチームはどこの国のどこのチームか、わかります? (22日の3位決定戦アルアハリ戦に負けて)浦和という名前をこれで(世界に)覚えてもらえなくなる」。マンC戦は先のことを考えず、なりふり構わずで勝ちにいく戦いをしてほしかったわけだ。

 2025年に32チームによる新たなフォーマットでクラブW杯が開催される。すでに浦和は出場権を得ており、田嶋会長は次なる戦いに向けて「これは初めてのときはわからない。2度目、3度目とやってわかってくることなので、これから浦和もマンCに勝つような戦いをするなと思った。浦和はその実力がある」と力説した。