大みそかの格闘技イベント「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)に臨むリオ五輪レスリング男子グレコローマン59キロ級銀メダルの太田忍(29)が、〝屈辱の技〟を炸裂させる。

〝キック界のナマズ〟こと芦澤竜誠(28)との対戦に向け、11日に都内で練習を公開。ところが、サンドバッグに貼り付けられた芦澤の顔写真にいきなり落書きを始める始末だ。気が済むまで続けると、シャドーで芦澤のマネと思われる独特な声を出しながら奇妙な動きを披露。最後は改めて顔写真にキックやパンチを入れて、充実の練習を終えた。

 総合格闘技(MMA)デビュー戦となる芦澤の印象については「Kー1という舞台で通用していたか、していないかぐらいの打撃。データもないので、特別な対策もしようがない。MMAにどれだけ順応しているか分からないので、自分のやるべきことをやるだけ」と冷静に語った。

 10月1日の「RIZIN LANDMARK 6」(愛知)で佐藤将光に敗れて以来の試合となるだけに「理想としては1発も被弾をしないで決められればいい。一方的な展開にできれば」と誓った。

 さらに理想の決め技については、現在グラップリングなどで流行している、相手の顔面を自分の胸に押しつけてタップを奪う通称「マザーズミルク」を挙げた。「名前的にも、これで決められたら屈辱的だと思う。上半身が裸の状態でマザーズ(ミルク)が決まったら、盛り上がるんじゃないか」とニヤリ。来年につながる勝利を挙げられるか。