WWEに約10年ぶりに復帰したCMパンク(45)が、祭典「レッスルマニア40」(来年4月6、7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)のメイン戦出場を宣言した。

「ABEMA」にて放送された先週のスマックダウン(ロングアイランド州プロビデンス)にWWE復帰後、初登場。圧倒的な声援を受けてマイクを握ると、コーディ・ローデス、WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ、ソロ・シコア、ジミー・ウーソ、ジェイ・ウーソ、ランディ・オートン、LAナイト、ケビン・オーエンズ、世界ヘビー級王者セス・ロリンズの名を挙げた。

 その上で「今日、名指ししたヤツらには苦い共通点がある。ヤツらの将来は、帰ってきたCMパンクの手中にあるってことだ」と言ってのけた。次回ロウではロウかスマックダウンかNXTか所属先を選ぶとし、「自分の物語を終わらせる旅が始まるぜ。目標はただ一つ。レッスルマニアのメインイベントを飾るんだ!」と絶叫。2日間開催の「レッスルマニア40」のメイン戦は、WWEユニバーサル王座戦と世界ヘビー級王座戦が有力で、カリスマレスラーの視界にはベルトも入っているようだ。

 一方で、パンクらしい長いマイクアピールでは、会場をザワつかせる発言も。〝KO〟ことケビン・オーエンズに言及した際に「俺とあいつは似すぎている。バックステージで急に人をぶん殴るようなヤツと誰が仲良くできるんだ」と〝自虐ネタ〟をぶっ放したのだ。

 パンクは2021年から米AEWで活躍していたが、今年8月に英ウェンブリースタジアム大会「ALL IN」のバックステージでジャック・ベリーを暴行。昨年9月にも同様のケンカ騒動を起こしていたため、9月にAEWを解雇された。そうした経緯を経ての発言だけに、「もう2023年だぜ。そういう時代ではないんだ。考えられないね」と真顔で言ってから苦笑いした。

 この日のスマックダウンは、米軍とのコラボイベントとして行われており、米軍兵士ら観衆は「CMパンク! CMパンク!」の大チャントでパンクの〝変心〟を支持した。実際、この日のバックステージでコーディ、オーエンズらと接触。オーエンズとはピリピリしたムードが漂ったが、手を出すことはなかった。
 
 とはいえ、バックステージやリング外でのボーダーレスな振る舞いもパンクの魅力の一つ。9日(日本時間10日)の「NXTデッドライン」(コネチカット州ブリッジポート)にもサプライズ登場し、WWE殿堂者の〝HBK〟ショーン・マイケルズと夢の顔合わせを果たした。

「そういう時代ではないんだ」という中で、いずれどこかでパンクの〝本性〟が爆発することがあるのだろうか?