9日(日本時間10日)の米総合格闘技イベント「UFC Fight Night」(ネバダ州ラスベガス)で〝超新星〟平良達郎(23)がカルロス・ヘルナンデス(30=米国)に2ラウンド(R)55秒でTKO勝ち。力の差を見せつけるような圧勝で連勝を15とした。

 平良は1Rから巧みにマウントを奪いパウンドの雨を降らせることに成功。たまらず背中を見せる相手の首を狙いつつパンチを叩き込んでダメージを与えた。さらに2Rは開始早々鋭い打撃を続けてヒットさせてダウンさせると、さらに鉄槌で追撃する。これにヘルナンデスがなすすべなく亀の状態になったところでレフェリーが試合を止めた。

 これでUFCで5連勝となった平良は両手を掲げて勝利をアピールだ。さらにオクタゴンの中央で正座し両手を合わせたあと、マイクを持つと「柔術のスキルとかを見せ…、アイム、ハッピー、センキュー!!」と絶叫し、来年早々にランキング選手との対戦を熱望した。今回も当初は10月にフライ級15位のダビッド・ドボジャーク(チェコ)と対戦が予定されていた。しかしこの試合がキャンセルされて出場が12月にスライド。対戦相手もランキング選手ではなくなった。

 今年3試合を戦った平良は「来年も3回はやりたい」と意気込み。さらにその展望として「一発目でランキング戦をして、そのランカーの人の順位に入って、そこからどんどん上に行きたいです」と断言する。そして「ランキングに入っていないのでまだベルトには遠いですけど、しっかり入ることでグッと近付くと思います」と日本人初のUFC王座奪取を見すえた。

 このまま世界頂点まで無敗で突き進めるか。