8日(日本時間9日)に行われた米総合格闘技(MMA)イベント「UFC290」(ネバダ州ラスベガス)で、〝超新星〟平良達郎(23)がエドガー・チャイレス(メキシコ)に判定3―0で完勝した。

 22年5月のUFC初参戦後3戦全勝の平良は、プロデビューから13連勝中。当初は6月24日の「UFCファイトナイト」に出場予定だったが、相手のクレイドソン・ホドリゲス(ブラジル)が約1・3キロオーバーで計量をクリアできず試合が中止になっていた。そこで急きょ決定したチャイレス戦は適正のフライ級より重い約59キロ(130ポンド)の契約で行われた。

 試合は1ラウンド(R)序盤に相手の左フックを受けてヒザをつく場面があったが、すぐにタックルに切り替えて上を取りヒジを何発も振り下ろしてダメージを与えることに成功。2Rもタックルでテークダウンするとグラウンドで相手をコントロールし、最後に三角絞めで捕獲するなど有利に試合を進める。最終3Rも同様に打撃をかいくぐってタックルでテークダウンして上を取りパウンドの雨を降らせた。

 終了直前にギロチンの体勢で首をとられて上下を入れ替えられる場面はあったが、危なげなく試合を終了。結果は判定3―0で平良のUFC4連勝が告げられた。試合後、平良は「応援ありがとうございました。UFCの4戦目でなんとか勝ててホッとしています」と安堵の表情を浮かべる。さらに「この試合でたくさんのことを学んだし、何より、これだけ大きい舞台で戦えたことが幸せです。すごく楽しかったし、気持ちよかったです」と笑顔を見せた。

 苦戦を強いられる場面もあっただけに課題も見いだしたようで「試合内容についてはいろいろありますが、もっと強くなってランカー狩りをするので、ぜひご期待ください。応援ありがとうございました!」としつつ、早くも次戦に向けて闘志をみなぎらせた。