河野太郎デジタル相は28日、国会でスマートフォンを使って調べ物をしながら答弁しようとしたことについて謝罪した。

 この問題は河野氏が27日の参院予算委員会で、立憲民主党の辻元清美議員から質問を受けた際、スマホを操作しながら答弁席を立ったことだ。

 辻元氏は「2019年3月当時の外相は誰だったか」と質問。河野氏は「ちょっと確認します」とスマホで調べた。この行動を目撃した立憲・末松信介委員長に注意された河野氏は「ダメなんですね」とつぶやくと、スマホを胸ポケットに戻したという。

 委員会室でのタブレッド端末やノートパソコン使用は認められているが、スマホは認められていない。河野氏はこの日、閣議後の会見でスマホを使って答弁したことについて「スマホを使っちゃったのは、私のミスですのでおわび申し上げます」と謝罪に追われた。

 一方、各党は河野氏のスマホ騒動をどう受け止めたか。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は会見で「河野大臣の件なんですけども、私も昨日(27日)、ツイッター『X』に書いたら賛否両論がありました。私は個人的にはですね、紙で調べるのもタブレッドやスマホで調べるのも同じなので、それに対してなんで規制しているのかというのが率直なところです。事実関係は調べて正確な答弁をすればいいので、そこを禁止する理由が私にはまったくわからない」と話した。

 立憲民主党の岡田克也幹事長は「幹事長のレベルで、すぐに答えを言う話ではないと思います。(スマホ使用が必要ならば)議運の場でしっかり議論すればいい」とした上で「質疑中にスマートフォンをいじって検索して答えを見つけると、当然、質疑時間は制約されますよね。そういうやり方がいいかどうかというのは、私は簡単に認める話ではないだろうというふうに思っています」と語った。