ダブル達成はなるか。大相撲九州場所10日目(21日、福岡国際センター)、関脇琴ノ若(26=佐渡ヶ嶽)が幕内豪ノ山(25=武隈)を上手投げで下して8勝目(2敗)。この日で1敗力士がいなくなり、優勝争いの首位に並んだ。

 新小結の初場所から6場所連続で勝ち越しと、安定感は抜群。今場所で初優勝を果たせば、一気に大関へ昇進する可能性もある。取組後は「まず一つ、勝ち越したので。明日から気持ちをもう一回入れ直して、いい相撲を取って星を伸ばしていきたい」と白星の上積みに意欲十分。「(6場所連続勝ち越しは)自分の中で自信にしていい。優勝争い? しっかり自分の相撲に集中して、そこにつながれば」と賜杯も視野に入れた。

 審判長の浅香山親方(元大関魁皇)は「重さも出てきて、前に攻めようという姿勢がある。そういう相撲が増えてきたから勝ちにつながっている。相撲に力強さも加わって、すごくいいことだと思う。自分のペースでやっていければ、結果が付いてくるのでは」と期待を寄せていた。