【カップめん評論家 taka :a 激推し!トレンド最前線】的確な分析と「ハズレなし」で好評の月2企画! 大人気ブロガーが、今、食べたい新作カップめんをピックアップします。

 新作の中からオススメできる5品を徹底解剖。今回はどれもコストパフォーマンスに優れていたようで…。

【コラボ史上最強の〝塩〟堂々降臨】明星食品「明星 みかさ 塩焼そば」(306円+税)

 神保町やきそば威風みかさとは、東京都千代田区に本店を置く都内でも珍しい〝やきそば専門店〟で、自家製ちぢれ生めんとトリプルソース・自家製塩ソースで作り上げる「神保町やきそば」で人気を博している行列店。みかさと明星食品のコラボは、2017年(平成29年)10月16日発売の「ソース焼そば」から続いており、今回の「塩焼そば」でシリーズ第10弾に該当するのですが、塩では初となる「たまごタレ」を搭載した進化版。

ジャンクなのに風格のあるオーラ
ジャンクなのに風格のあるオーラ

 密度が高い極太麺と、役割が異なるW(ダブル)の液体ソース、さらにレモン&黒胡椒の清涼感や魚粉のパンチを効かせた特製ふりかけはそのままに、卵黄のマイルドさで確かな満足度の底上げに成功しました。希望小売価格は306円+税と高めの設定ではあるものの、このシリーズにおける歴代最強の〝塩〟なので、まったくコスパは悪くありません。

【いつもとは違う魅力に触れるチャンス】セブンプレミアム「蒙古タンメン中本 炎のカルボ」(220円+税)

11月13日発売
11月13日発売

 セブンプレミアムの中でも圧倒的な人気モノ「蒙古タンメン中本」シリーズですが、その中でも秋口に現れるのがチーズ系の商品。6年前に登場した「チーズの一撃」に始まり、派生品の即席カップライス「チーズの追撃」や「チーズの直撃」「トマト&チーズ味」など、いくつかのバリエーションを展開しているのですが、卵黄×チーズのコクは初めての試み。

 ぶっちゃけ辛味は通常の「辛旨味噌」より弱いので、それについては物足りなさを感じるおそれもありますが、探すと分かる卵黄の風味、まろやかなクリームの甘さ、そしてチーズのコクが渾然一体となり、オラオラの中本とは違う魅力が楽しめる一杯です。しかも販売価格は税込237円ですって、どうなってるんですか。

【18回目の冬は〝ホットひと手間、湯切り機能〟搭載】ヤマダイ「ニュータッチ 凄麺 冬の塩らーめん」(255円+税)

「冬の塩らーめん」とは、ニュータッチのヤマダイが展開している冬季限定商品で、発売18回目となる今年の冬は〝温度〟がキーワード。お湯を注いでから湯切りし、再度お湯を注ぐ〝ホットひと手間、湯切り機能〟を搭載することで、調理直後の温度を約7度も高めることに成功しました。

別添の辛ダレもパンチあり
別添の辛ダレもパンチあり

 そうはいっても7度でしょ? などと侮るなかれ、35度の風呂と42度の風呂を想像してみてください。その効果は凄まじく、猫舌の私は苦戦を強いられることになったんですけど、それはさておき動物系のコクたっぷりのスープに、別添の辛ダレで味変可能なアイディア、さらにメイン具材の白菜は業界随一の品質で、希望小売価格は凄麺ご当地シリーズと同じ255円+税という費用対効果の高さ。えっと、ちゃんと採算取れてます…?

【凄麺総選挙・第1位がリニューアルで再現度UP】ヤマダイ「ニュータッチ 凄麺 愛媛八幡浜ちゃんぽん」(255円+税)

 八幡浜(やわたはま)ちゃんぽんとは、愛媛県八幡浜市のソウルフードとして幅広い層に愛されている〝ご当地ちゃんぽん〟で、黄金色に輝くスープだったり、じゃこ天をはじめとする地元産の水産練り製品を取り入れていたり、王道の長崎ちゃんぽとは異なるベクトルを歩む麺料理。それを再現した「凄麺 愛媛八幡浜ちゃんぽん」は、2023年の凄麺総選挙で第1位に輝いた実力派で、二代目となる今回のリニューアルでスープの動物系を鶏メインに変更し、再現度を高めているのですが、それに伴うトレードオフが…ない…だと…?

具材もハイレベル
具材もハイレベル

 めんとスープの完成度はもちろん、じゃこ天まで搭載した唯一無二の個性を備えた商品で、希望小売価格は255円+税。他社だったら余裕で300円を超える品質ですよ? なんか心配になってきた…。

【節約疲れに、ちょっと贅沢な新提案】明星食品「明星庵 きつねうどん 大盛」(236円+税)

 明星庵(みょうじょうあん)とは、節約疲れに〝ちょっと〟いいものをコンセプトに、明星食品が立ち上げた新ブランドで、大盛りサイズのカップめんでありながら、レギュラープライスであることが最大のポイント。

油揚げが存在感たっぷり
油揚げが存在感たっぷり

 第1弾の「きつねうどん」は、オープン価格の「旨だし屋」とは異なる配合で誂えたフライうどんに、メインの油揚げは某どんぎつねも驚愕のジューシーふっくら食感で、つゆは関西風の甘い味付けが好きなら昇天もの。逆に関東風が好みだとオススメできない一杯になりますけど、これでレギュラーサイズのカップうどんと同じ価格設定とは、これから他社に対してはもちろん、同社にとっても脅威になりますよ。

 各商品の詳しいレビューはブログ「本日の一杯 -Cupmen review blog-」参照。

 ※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。